石田屋やきそばの野菜・ハム・玉子石田屋やきそばの野菜・ハム・玉子


石田屋やきそば店

午前4時30分起床。浅草はくもり。「宇都宮二荒山神社」をお参りしてお守りをもらい、「髙林堂 本店」に寄ってお土産を買ったあたしらが行った処は「石田屋やきそば店」だった。この「石田屋やきそば店」は所謂「宇都宮やきそば」の店で、あたしらが着いたときには(10時20分ぐらいである)10人ほどが待っている、という混み具合だった。

あたしは「宇都宮やきそば」が有名なのか否かは全然知らないし、それどころか、Webで一番有名な処を訪れたのだが、これだけの人が開店早々いるということは有名店なのだろう。あたしらは外で暫くの間待った。そして呼ばれて中に入る。「相席でよろしいですか」と聞かれたものだから快く快諾した。

どうやら、店の中は全員入替制のようなのだ。だから個人で呼ばれるのではなく、班で呼ばれる、と云った方がいい。どうせ食べるのは「やきそば」だけなのだ(策は無い)時間を読める。注文も班で取る。お姉さんが注文を取りにくるまで暫くじっとして待つ。これは画期的なことだと思う。

たぶん、コロナ対策の為にそうなった、と思われるのだが、ある意味、客同士が連帯したりして、いい雰囲気が生まれるのだ。意外な事だがこの方法は行列が出来るような店にはいいかもしれない、と思った。

お姉さんは忙しい

しかし、このお姉さんはかなり忙しいものだからなかなか注文が終わらない。店頭で注文する人が来ればそれに対応するし、駐車場から車がが出せない、と呼ばれれば外で大声を出し、電話注文があればそれも対応する。つまりなかなか注文を聞いてもらえないのだ(笑)。あたしらの注文が全て終わるのに10分ほどかかったろう。

あたしらは、朝ご飯を食べてから4時間程たっていたがまだ腹は重い。それでも「野菜・ハム・玉子」の並を頼んだのだ。暫く待っていれば「やきそば」は出てくる。ソースを掛けて食べるとおいしいですよ、とお姉さんが教えてくれたのだ。云われた通りソースを少しかけたが、ソースをかけるまでもなくこの「やきそば」はいい色をしている。

あたしは糖尿病だ、「やきそば」は勿論食べてはいけない。けれど成る程うまいのだ(笑)。なにか懐かしいもの、と云うより新しいなにかを食べたような気がきた。野菜もハムも量が多く素材の存在がしっかりとしている。そして玉子焼きは黄身がしっかりと堅かったという篦棒さだ。この篦棒な具材を受け止めるそばの太さよ。いや、この「石田屋やきそば店」、今回の宇都宮行きで一番うまかったかもしれないな。

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石田屋やきそば店
栃木県宇都宮市中央5丁目8-9