薬味そば薬味そば


歩くこと

午前3時20分起床。浅草は晴れ。暖かくなってくれば「ゆで太郎本所吾妻橋店」だ。ここは少々遠い。まあ、歩いて25分位だろうか。歩くということは糖尿病になってからの重要課題になっているが、あたしは一日6000歩を目安に設定している。6000歩というと、少ないのじゃないか、と思う人が多いと思うが、この少ない歩数さえも達成できない日が多いのだ。

糖尿病の大きな原因は食べすぎと運動不足だ。あたしは学生時代、柔道というハードな運動をしていたので、幾ら食べても糖尿病とは無縁の生活をしていたが、社会人となり、柔道をやらなくなってしまった途端、糖尿病への道をまっしぐらだった。食べるが運動をしないのである。

薬味そばは1×1×1が∞なのだ

そんなわけで(どんなわけじゃ)「ゆで太郎本所吾妻橋店」に行ってみたのだが、この日は「薬味そば」にした。「薬味そば」は「天かす」の(トリックスーとしての)天才ぶりを、いやというほど味合わえる「ゆで太郎」の逸品だが、ただ今の時期に食うのか、という季節の問題がある。

しかし、体温で36度台を確保している(去年の今ごろは35度台で毎日寒かったのだ)あたしは「薬味そば」を選択したのだ。この蕎麦はトッピングが命の蕎麦である。茄子、茗荷、貝割れ大根、ねぎ、天かす、そして花がつおと云うばらばらの素材を、「天かす」が、それこそトリックスターのように合体させる。

1+1+1=3ではなく、1×1×1が∞なのだ。「天かす」が、花がつおと茄子と蕎麦と一緒になったものを食べてご覧なさいよ、うまさの余りに漏らしそうになるから(笑)。いや、この蕎麦は本当に凄い。蕎麦屋が蕎麦を超えてつくってしまった存在なのだ。だからあたしはあえてこの蕎麦を混ぜ合わせる。ただ海苔はそのまま食べるのだけれどもね(笑)。[お蕎麦deランチ] 

薬味そば

ゆで太郎本所吾妻橋店
東京都墨田区吾妻橋3丁目7-4