新しい日本型資本主義 
本当はビｰルが呑みたかったのにノンアルコールビールになってしまった
蔵前を散歩していた
午前4時10分起床。浅草は雨。5月3日、「憲法記念日」であるこの日は、蔵前あたりを2時間程歩いたのだが、糖尿病患者にとって散歩は必須である。勿論一人で歩く事もあるのだが、家人がいれば家人も一緒に歩く。一緒に歩くと2時間という時間があっと云う間に過ぎる。
蔵前はうち（浅草四丁目）と比べると都会である（笑）。まあ都会と云っても見るところは数々あるのだが、なぜか蔵前にはカフェが多いのだ。喫茶店とは違ったこじゃれた店が多い。日本のブリックリンだそうで、なぜこんなにあるのかは不明なのだが。
ただその代わり、ちょっと入って昼飯でも食おうか、という店はまだ探し当てていない。ぶらっと歩いて店を見つけるのは「孤独のグルメ」の「井之頭 五郎」の仕事だ（笑）。初めての店には何時も「結界」を感じてしまう（笑）。といういわけで。この日の昼餉は浅草に戻って「餃子の王さま」にしたのだ。
本当はビｰルが呑みたかったのにノンアルコールビールになってしまった
この餃子でお昼というのはわりと新しい習慣なのだが、勿論身体には悪い。その上ビールを呑む（笑）、尚更悪いのだが、店の前の来て驚いた。人がいないのである。何時もは人で溢れている店なのになんなんだと思う。あたしは店に入ると何故か体温を測った。いやーここは「餃子の王さま」だぞ！鐘ヶ淵の病院じゃなんだぞ！なのである。
二階にあがり、またまたビックリした。なんとテーブルの配置が換わっているではないか、それに衝立までついている。こんな完璧な予防策を「餃子の王さま」がとるだなんて、きっと店主になにかあったのだろうか、等と思ってしまった。席の座ると、あたしは「ソース焼きそば」と「王さまの餃子」と「瓶ビール」を頼んだ。
「ビール」は。昨日上野を散歩している時に出している店があったのだ（笑）。そしたら「ビールはお出ししていないです。代わりにノンアルコールビールならありますが」なのだよ。いや、いや完璧すいぎるぞ、「餃子の王さま」なのである。
あたしは大好きな「ソース焼きそば」を「ビールのようなもの（ノンアルコールビール）」で流し混む。熱い「王さまの餃子」を「ビールのようなもの」で流し混む。驚いた事に最初に感じた違和感がだんだん消えていった（笑）。いや、これはこれでいいのかもしれないなと思ったが、いや、やっぱりだめだ、酔わないのである。[浅草グルメ]
餃子の王さま
東京都台東区浅草一丁目30-8
