ナポリ(中)ナポリ(中)


カルボ

午前3時30分起床。浅草はくもり。此の処「カルボ」の「焼きスパゲッティ」が食卓にあがることが多くなった。これはどうしたことか、と云えば、実は家人が大の「スパゲッティナポリタンファン」なのである(笑)。曰く、「ここのスパゲッティは、たぶん一日冷蔵庫で寝かせて置いたものなのよ」なのである。

そう、ここの「スパゲッティ」はひときわ太い。太麺、大盛、焼きスパゲッテイこそ「カルボ」なのだ。しかし、シコシコとした「スパゲッティ」の中に秘められた小麦粉の魔力は更に倍増している。けっして上等とは云えないが、この「焼きススパゲッティ」は何か心を掴むものがある。それは最初は何だと思って食べて入るうちに入り混むと抜け出せないのである。

糖質制限とスパゲッティ

あたしは糖質製食にする前はここ「カルボ」を贔屓にしていたのである(2010年11月頃)。11年も前の事なのに「カルボ」が出来て嬉しかったことをよく覚えている。この頃は「インスリン注射」をしていたので、余り糖質のことは考えずにこの「カルボ」の「スパゲッティ」を食べていたのだ。

その後、こうして糖質を制限する食事療法中心の治療に(自分で)変えた為、「インスリン注射」を止めてもよくなり、この全体が炭水化物ばかりの「カルボ」の「焼きスパゲッティ」は避けるべきものとなったのである。考えてみればあたしの生活と云うのは、本当に好きなものを諦めてその代替品を探しているようなものなのだ(笑)。

しかし、それを食べたのである(笑)。小さな皿にもらって食べた。「ナポリタン」を食べるのはいつ以来だろう、と思うが実はちょくちょく食べていたりする(笑)。でも「カルボ」は特別の存在なのだ。身体にいいわけはないのであるが、この「スパゲッティス」の魔力に打ち勝てないあたしがいるのだわ(笑)。[浅草でランチ]

ナポリ(中)

カルボ
東京都台東区浅草三丁目42-6