来集軒のチャーハンとワンタンとシューマイとビール
午前4時50分起床。浅草はくもり。
この日は家人と14年振りに「来集軒」に寄ったのだが、「ラーメン」を食べるわけにも行かず。
されど世界一うまい(と云っていた)「チャーハン」も現実的には全部は無理だった。
まあ取り急ぎビールを吞もうとビールを頼むと、
それから考えた末に「ワンタン」と「シューマイ」とホンの一口(実際は三分の一ぐらいだな)食べる為に、
家人の為と称して「チャーハン」をお願いしたのだ(笑)。
「チャーハン」は最初に登場したので早速一口。
なんの変哲もないチャーハンである。具もそっけなく、卵、チャーシュー、そして玉葱しかはいっていないのも昔のままだ。
しかしあたしにとっては忘れられない味なのだよ。
そう、こういう無意識層の記憶に訴えかけるようなものは「どうしようもないもの」なである、
つまりあたしにとっては、これは世界一うまい「チャーハン」でしかなく、それは誰がなんといおうが覆らないのだよ(笑)。
だから家人が塩っぱいと云っも「シューマイ」と食べれば大丈夫と譲らないのだ(笑)。
そして当然に「ワンタン」もうまい。
ちょっと気をつかった意味で麺を抜いたのだが、このスープも時々どうしようもなく食べたくなる記憶の奥底であり、
その姿はゆるぎないのだよ。
あーこれが今食べられるだけでも幸せな事なんだよ、と進化のとまった空間に実を委ねていたのだが、
勿論、うまいのだよ(笑)。
来集軒
[浅草グルメ]
来集軒
東京都台東区西浅草二丁目26-3