サロマ湖のかき
午前4時10分起床。浅草は晴れ。
「西村さん」からの贈与は「サロマ湖のかき」だ。今年も「寺本商店」経由で届いた。
「西村さん」いつもありがとうございます。
どうして食べてやろうか、と今年は考える間もなく、先ずは「蒸しかき」にしたのだ。
この日の夕餉は実はカレーだったのだが、「サロマ湖のかき」が届けば話は別である。
はじめは半分たべるか、と云っていたのだが、
気が付けば「殻つき貝」は全部「蒸しかき」になってしまったのだ(笑)。
「殻つき貝」を準備してお酒を半カップ程入れてやり、そしたらただ蒸すだけなのであるが、
これがうまいなんてものじゃないのだよ(笑)。
蒸しあがった「かき」は湯気を纏ってあらわれてくる。
ゴツゴツした岩のような風貌を一枚剥けば、宝物のような身のふくらみがまっているのだ。
それを一個皿にとりレモンを絞る。
そして早速口に放り込む。
身震いするうまさなのだ(笑)。
ビールも進むことは言う迄も無く、汽水湖の塩分が醸し出す複雑な旨味が波の様にやってくる。
そして翌日「むき身」を「カキフライ」にしだのだが、これには自家製のタルタルソースがまた抜群に合うのである。
「カキフライ」を一つ箸にとり口に入れるだけなのが、この幸せはなんなんだ。
それを反復作業のように繰り返す。
30コは食べたろうか(笑)。
いや、たまらないオホーツクの夜だったのだ。
蒸しかき
みよこの宝物のような身のふくらみを!
うまいのだよ(笑)
タルタルソースで食べる
うまいのだよ(笑)