たまねぎ天+生たまご+太そば(小盛)
午前4時起床。浅草はくもり。
この日は日暮里まで出かけて朝食にしたのだが、勿論「一由そば」で、である。
あたしは「たまねぎ天」+「太そば」(小盛)に「生たまご」を落としてみたのだ。
「一由」で「生たまご」を落としたのは数えるほどしかないのだが、
あたしは余所では良く「生たまご」を落としている。
そのココロはと問えば、選んだ「天ぷら」が「たまねぎ」だから、というどうしようもないもので、
「たまねぎ」と「生たまご」の相性はきっといいはずだ、と思ったのである。
それは案の上あたりだったのだが、
それよりも「月見そば」とはよく云ったもので、落とした「生たまご」がまるっきし夜空に満月なのだった。
それも薄らと雲をなびかせてである。
あたしは見事だな、と食べるのを一瞬途惑ったのだが、先ずは蕎麦を手繰ってみる。
すると蕎麦に白濁した白身が付いて来て、いやこれはうまいのだよ(笑)。
「たまねぎ天」は汁に浸して置くまでもなく、ぐずぐずになるっているという塩梅で、
それを掬って食べるのだが、それが形を保てないようなものになってしまっている。
さらに「生たまご」の黄身を全面に散らしてやるのと、局面は混沌と変わる。
この混沌の中に箸を入れ、蕎麦も「天ぷら」も「生たまご」の破片も一緒に手繰るってやるのだ。
すると塩っぱい「一由」の汁は少しマイルドになるけれど、だけどその色は混沌さを増している。
つまり、ごちゃごちゃはますますごちゃごちゃなのだが、でもそれが、うまさを倍増させてくれるのだよ(笑)。
ジャンボゲソ天+太そば(小盛)とたまねぎ天+生たまご+太そば(小盛)
たまごを散らす
ごっちゃごっちゃが益々ごっちゃごっちゃだよ(笑)
蕎麦も天ぷらも生たまごの破片も一緒に手繰るってやるのだ
うまさを倍増させてくれるのだよ(笑)
[お蕎麦deランチ]
一由そば
東京都荒川区西日暮里2丁目26-8