桜えび天の香りとねぎ肉そば
午前4時30分起床。浅草はくもり。
この日は休みだった。うまい具合に、お目当ての『ねぎどん』が営業している日(月・火・水)にあたったのだ。
無性にあの蕎麦が恋しくなり、家人の自転車と連れ立って出かけた。
ここはいつ来ても、店内に漂う出汁と揚げ物の香りに、胃袋をぎゅっと掴まれる。
今回注文したのは、あたしが「ねぎ肉そば」に「桜えび天」。家人は「ざるそば」に「蓮根天」と、こちらにも「桜えび天」を添えて。
実はあたし、この店に20年も通っているが、温かい蕎麦を注文するのは今日が初めてのこと。
年をとったせいか、今日は無性に温かい蕎麦を手繰りたくなったのだ。
だが、この店で「桜えび天」だけは、絶対に忘れてはならないのだよ(笑)。
まずは、「ねぎ肉そば」。
『ねぎどん』の名に違わず、これでもかと載ったねぎが嬉しい。その上細かく刻まれたシャキシャキのねぎまで「驕って」いる。
甘辛く煮られた豚肉の旨味がつゆに溶け出し、自家製の細めな蕎麦に実によく絡む。
……うまいのだよ(笑)。
そして、主役級の脇役「桜えび天」。
ここの天ぷらは注文を受けてから揚げてくれるので、いつもアツアツのサクサクだ。
一口かじれば、桜えびの芳醇な香りが鼻を抜け、春の名残を実感させてくれる。
最初はサクサクのまま楽しみ、後半はつゆにたっぷり浸して、衣に肉の旨味を吸わせるのがあたし流。
最後の一滴までつゆを飲み干せば(ほんとうはダメなことだけれども)、お腹も心もパンパンに満たされた。
やっぱり『ねぎどん』にハズレなし。うまい蕎麦を手繰れば、帰り道のペダルもがぜん軽いのだ。
今日もうまかったよ(笑)。
衣に肉の旨味を吸わせる
うまいのだよ(笑)
[浅草グルメ] [お蕎麦deランチ]
ねぎどん
東京都台東区千束一丁目17-9

