野菜たっぽりタンメン(麺半分)で吞む
午前5時40分起床。浅草はくもり。
この日は浅草寺本堂で行われていた「プロジェクションマッピング」を観賞した後、「何か食べて帰ろうか」と家人と話し合い、近所の焼き鳥屋『扇屋』まで足を運んでみたものの、あいにく満席で入れなかったのだ。
店内を見るとインバウンドの観光客が半分ほどを占めている。あたしたちのすぐ前で待っているのも外国人グループだ。「一体全体どうなってるんだ」と、今更ながら浅草の盛況ぶりに驚かされる。
それにしても本当にインバウンドが多い。浅草一丁目や二丁目あたりを歩いていると、あたしたちの住む四丁目界隈とはまるで景色が違うな、なんて笑いながら歩く(笑)。
どこの店も満席で立ち往生し、「これじゃまさにインバウンド様々だな」なんて軽口を叩きながら店を探すが、「こんな時こそ頼りになるのがチェーン店さ」と、いざ『日高屋 浅草雷門店』へ駆け込んだのだ。
と言っても、ここ『日高屋』もほぼ満席の大盛況だったが、運良く一番奥のテーブル席がひとつだけ空いていた。
あたしたちは無事に席を確保すると、早速タッチパネルを操作して注文にかかる。
まずは「瓶ビール(晴れ風)」、そして酒肴に「枝豆」、「三品盛合わせ(メンマ、キムチ、やきとりネギ和え)」、それと「餃子」をお願いした。
さっそく「三品盛合わせ」をつまみにビールを煽るのだが、キムチの本格的な味わいに驚かされ、メンマとやきとりネギ和えの程よくチープで親しみやすい味がなんとも愛おしい。
これでたったの370円というのだから、『日高屋』の恐るべきコストパフォーマンスには改めて脱帽させられる。
続いて真打の「餃子」だ。今日の「餃子」は実にうまい。何よりもハフハフと熱々なのが良い。そう、餃子は熱々じゃなきゃ餃子じゃないのだ。
一杯目のビールをクイッと飲み干したところで、あたしは「ハイボール」へと切り替え、ついでに「タンメン」も注文することにした。
メニューを眺めると麺の量を「半分」に指定できるとのことなので、勿論「麺半分」でお願いする。
家人は「濃厚 豚骨醤油ラーメン」を頼んだのだが、「あたしたちが初めて豚骨醤油ラーメンに出会ったのは、昔行った和歌山の『井出商店』だったねぇ」なんて、懐かしい思い出話に花が咲く。
そうこうしているうちに「野菜たっぷりタンメン(麺半分)」が運ばれてきたので、まずはどっさりと乗った野菜から口へ運んでみる。
……いやぁ、これが実にうまいのだ。シャキシャキの野菜がたっぷり、そこへ(控えめながら)豚肉が顔を出し、何よりスープの出汁と旨味が素晴らしい(笑)。
ただ、あたしは身体の都合上スープを飲み干すことができない(なにせ慢性腎臓病なのだ)。泣く泣くスープを残したのだが、何よりも麺の絶妙な太さと噛み応えのある味わいには心底唸らされてしまった。
「これで600円を切るなんて、一体どうなっているんだ」と思わず独りごちる。
店内を見渡せば、当然のようにインバウンドの方々が楽しそうに過ごしており、観光客や地元の常連さんたちでごった返している。
あたしはその破格のコストパフォーマンスと質の高さを終始褒めちぎっていたのだが、勿論、言うまでもなくうまかったのだよ(笑)。
枝豆、餃子、三品盛合わせ(メンマ、キムチ、やきとりネギ和え)そしてビール
日高屋 浅草雷門店
東京都台東区雷門一丁目14-7 朝日雷門マンション 1f

