春菊天と太そば(小盛)に玉子落とし春菊天と太そば(小盛)に玉子落とし


春菊天と太そば(小盛)に玉子落とし

午前5時20分起床。浅草は晴れ。

この日は『一由そば』で朝食である。幸い今日は外まで混み合っておらず、カウンターでは(あたしの)推しの女性が手際よくオペレーターを務めている。

そう、彼女は店が決して混雑して破綻することのないよう、見事な計算のもとで捌いている(ようにあたしには感じるのだ)。

だからというわけではないのだが、「まあ、今日はゆっくり食べようか」と家人と話し合っていた(笑)。

家人はいつものお約束通り「ジャンボゲソ天と紅しょうが天(半分)に太そば(小盛)」を注文。あたしのほうは、いつも頼む旬の味覚(今回は「ハゼ天」)を今回は見送り、「春菊天」と「太そば(小盛)」に「生玉子」を落としてもらうことにした。

これなら正式には「春菊天太そば(小盛)玉子落とし(しゅんぎくてんふとそばこもりぎょくおとし)」とでも呼べばいいのだろうが、あたしは「太そば半分に春菊天、それと玉を落として」としか言えなかった。いや、そうとしか言いようがなかったのだ。

勿論、オペレーターの彼女から「生たまご?」と確認されたので、「はい」と元気に答えたけれどね。

そもそも『一由そば』では、単純なメニュー名で注文を括ることができない。蕎麦の種類だけでも「普通」と「太そば」があり、麺の量も「小盛・普通・大盛」と選べ、その上に山のような種類のトッピングが控えているのだから。

例えば「JKB」に「太そば」で「茹で玉子」を載せる場合、一体なんて注文すればいいんだ(笑)。

だから、『一由そば』において呼び方なんてどうでもいいのだ。そう、うまければすべて正義なのである(笑)。

この日は運よく2人掛けのテーブル席が確保できた。なので久しぶりに夫婦揃っての記念撮影だ。それが下の写真なのだが、先客が盛大にこぼしていった水のせいで(そのまま放置されていたのだ)、テーブルの上はびたびたの状態だった(笑)。

見かねて自分でカウンターから台拭きを借りてきて、綺麗に拭き上げてから準備完了である。

そして、いよいよ待ちに待った実食だ。生玉子は後乗せなので白身のくもりはごく僅かなのだが、オペレーターさんが気を利かせて「春菊天」を丼の脇にピッと立てて提供してくれた。

まずは「春菊天」を熱い汁の中へと沈める。思いのほか衣が少なめの仕上がりだ。まあ、浅草の『文殊』あたりと比べればまだまだ衣は多い方だがね。

それから「太そば」を手繰ってみる。相変わらず不揃いで無骨な傑作だ。ほんのり白身を纏って持ち上がってくるのがまた溜まらない。

続いて、黄身を片側の蕎麦の上へそうっと散らしていく。春菊の鮮やかな「緑」と玉子の「黄」が見事な対比を描き出す……はずだったのだが、太そばを小盛りにしたせいでお色直しをするための蕎麦の量がちと足りなかったようだ(笑)。

けれど、トロリとした玉子の中から蕎麦をすくい上げて手繰れば、これぞあたしにとって至高にして一番好きな蕎麦の味なのだよ。

今日のツユはあたしの好みに合わせたのか絶妙な塩梅で、いやぁ、実に美味い(笑)。

そして汁をたっぷりと吸い込みつつも、バラバラに崩れることなく形を保っている春菊天の塊を一気に頬張る。いやはや、うまいのだよ。

ただ、今日の汁はうますぎたおかげで、腎臓に不安を抱えるあたしだというのに、ついつい3分の2も飲み干してしまったのだよ(笑)。

ジャンボゲソ天と紅しょうが天(半分)に太そば(小盛)と春菊天と太そば(小盛)に玉子落としジャンボゲソ天と紅しょうが天(半分)に太そば(小盛)と春菊天と太そば(小盛)に玉子落とし

春菊天を汁に浸す春菊天を汁に浸す

太そばを手繰る太そばを手繰る
うまいのだよ(笑)

玉子を片面の蕎麦の上に散らす玉子を片面の蕎麦の上に散らす

これこそがあたしの一番好きな蕎麦の味だこれこそがあたしの一番好きな蕎麦の味だ

春菊天が汁をたっぷり吸いでもバラバラにはならない塊を一気に食べる春菊天が汁をたっぷり吸いでもバラバラにはならない塊を一気に食べる
[お蕎麦deランチ]

一由そば
東京都荒川区西日暮里2丁目26-8