ランチチキン南蛮の入ったランチ 1380円


おぐら 瀬頭店のランチ

午前5時55分起床。浅草は雨。宮崎に着けばお昼であった。あたしは7年ぶりで「おぐら 瀬頭店」へ向かったのだ。目的は「チキン南蛮を食う」である。

チキン南蛮は好きなたべもののひとつであるが、宮崎でそれを食わないわけには行くまい、と(勝手に)思っていたのだ。「おぐら 瀬頭店」は宮崎地区建設協会の近くということもあって、タクシー2台で乗り付けたが、そこであたしたちを待ち受けていたものは、その待ち人の多さである。

ライスだが、そんな困難もなんのその、暫くして小上がりに通されると、あたしはランチを頼んだ。ただ、ここのランチは値段が1380円もするのである。

東京では(ただしあたしの入る東京、それも下町では、だが)考えも付かない値段が宮崎ではまかり通っているこの不思議さはなんなのだろうか、と思うが、それでも人が入っているこの店の不思議さよ、なのである。

しかし、出てきたものを見て驚愕したのだ。なるほど量が多いのである。とくに一緒に付いてきたライスを見て身体中の血が沸騰しそうになった。宮崎の人達はこんなに飯を食べるのか、と思う。

それになにを食べても甘いのだ。チキン南蛮はそのタルタルソースからして超甘いし、チキン南蛮をつけた甘酢も超甘い。そして、ハンバーグのソースでさえ超甘いのである。甘いことは分かっていたはずなのに、この超甘いに、あたしにの舌は7年ぶりとは云え、「君の天井は僕の床」ぐらいに驚いたのである。

そしてぎっくり腰になった

宮崎県人に糖尿病の人はいないのに違いない、と思いながらも、あたしはご飯を除いて全部食べたのであるが(おかげでだいぶ血液は沸騰したが)、ここで事件は起こったのだ。

食事も終わり、さて、と立ち上がろうとした途端、腰の右側に違和感がはしったのだ。いや、これがうわさに聞くぎっくり腰かと思うが(あたしは今まで一度もぎくり腰をやったことがなかった)、まだ身体を伸ばせば痛くならずに済むかもしれない、と考える間もなく、あー腰が痛むのである。いやこれは酷いものをもらってしまったな、と思い腰をかばいながらもチキン南蛮にさよならしたのだった。

味のおぐらチェーン おぐら 瀬頭店
宮崎県宮崎市瀬頭2丁目2-23
0985-23-5301

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