130419PPT


午前5時30分起床。宮崎はくもり。昨日の南九州三県合同勉強会で使ったPPT。会合の詳細は後程書きたい。

アベノミクスに期待する。(改)

今回のPPTの主題は何か、と聞かれれば、それは「」だと答えたいのだ。安倍首相は「コンクリートからヒトへ」(民主党)を覆し、「ヒトから企業へ」をスローガンとして掲げている。

すばり「企業の収益を向上させて、雇用や賃金の拡大につなげたい」である。では、それが可能か、といえば、黒田氏の日銀総裁への登用に表れているように、その大胆な経済政策は目を見張るものがある。

世の中に出回っている現金(銀行券と硬貨)と、金融機関が預金の払い戻しなどに備えて日銀に預けている「当座預金」の残高の合計をマネタリーベースというが、確かにマネタリーべースは増えるのである。日銀は不景気のときは金融機関が持つ国債を買い上げ、マネタリーベースを増やして経済を刺激しようとする。

ただ、日銀が2001年から06年に当座預金残高を目標にした量的緩和を実施したときには企業の資金需要が乏しかったため、民間経済に出回るお金は限定的だったとの指摘もある。つまり、ラスト2枚目で示したように、世の中に出回っている現金の量が足りないような気がするのだ。