大ざる大ざる


十割蕎麦 丸松 盛岡フェザン店

午前4時40分起床。浅草は雨。これは「大畠家」を後にし、盛岡駅でお土産を買っているときに見つけた店で食べた「大ざる」で、店の名前は「十割蕎麦 丸松 盛岡フェザン店」という。盛岡フェザン店との名の通り、これは他でも営業を行っている十割蕎麦の店らしいが、(ここ盛岡では)新しく出来た店らしく、盛岡フェザンにはこの手の店が沢山できていて非常に混み合っていた。

「大畠家」で「もりそば3枚」を手繰ってからは2時間程経っていたが、「食えるな」かなと半信半疑で店にはいった。この店の「大さる」も3段重ねだ。そしてその姿はなかなか派手だ。ただ、(あたしには)蕎麦の上に載った海苔が邪魔なのだ。この店には「もり」がないので仕方ない。ただし、この蕎麦はうまい部類だ、と云っておこう。どちらかというと重い感じのする蕎麦で、例えば郡山の「こっとう屋」(非常に重い蕎麦である)を極として、その半分位の重さなのだ。

「つゆ」は「明治四十三年創業以来の伝統の味を継承」とあり、蕎麦食いの気を惹くところだが、江戸の蕎麦食いには一寸ものたりないな、と思わせる「辛さ」だた。蕎麦粉は国産とだけ書かれていたが、これで税込みの700円である。安いと云えば安いだろう。この店、盛岡フェザンが流行っている間は、結構流行るかもしれないな、と店内の年寄り達(あたしもだが)を見て思う。

大ざる

十割蕎麦 丸松 盛岡フェザン店
岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 南館1F フェザン本館