世界一うまいホルモン
これは普通はセンマイと呼ばれている牛の胃袋の襞の部分だが、あえて脂部分を落とさずに茹でてある。これを岩塩で食べる。
それは恐ろしくやわらかい。ひとかみしたときの脂身のふにゃふにゃ感には、完全に脱力させられてしまう。身体の芯が30度位ずれる。
ホルモンでこれだけ脱力させるものを、私はほかに知らない。ほかに知らないということは、つまり世界一なのである。
豚足
そしてもうひとつ、脱力系にラインナップされたものが豚足である。
東京で食べるそれとは違い、味付け(甘味噌)してあり、表面を焼いているのだが、皮はまるで北京ダックのようにパリパリである。
ただし、その皮の下に隠れたゼラチン質は、見事なまでの超ふにゃふにゃ系なのあり、つまりは超脱力系のたべものなのである。
これをホークとナイフで食べるのだが、それがなぜかおかしかったわけだ。(笑)
もっこり
そして昨日の脱力系のとどめがこれである。マッコリならぬ「もっこり」と名付けられたこれは、球磨焼酎(昨晩は「松の泉」)と牛乳のハイブリッドである。
お店のマッコリを飲み干してしまい、その代替物としてつくったものでだがが、これが恐ろしく飲み易い。いくらでもいける。
勿論アルコールはちゃんと機能しているので、飲みすぎは要注意であるが、それよりも私は、アルコールにやられる前に、牛乳にやられまった。つまりお腹が壊れた。(笑)
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