桃知商店よりのお知らせ

10月11日CALS/EC学習塾での講演資料。

10月11日CALS/EC学習塾(広島県三次市)で使用したPPTをアップしたのでご自由にお使いください。


8e59e29f.jpg画像提供:もぐらんさん。

感謝

三次・庄原地区の施工管理技師会さん。
どぼんさん、もぐらくんさん。
そして参加いただいたすべての皆様に感謝申し上げます。

今回の講演は難しかった

写真を見ての通り、今回の講演では、養老孟司氏の脳内の一次方程式「y=ax」を引っ張り出している。

つまりこれは「考えるIT化」を語っているのだけれども、それは1時間30分の講演の終わりごろなのであって、ここまで引っ張るのはなかなか難しかった。

それは「三好の朝」でも触れたように、始まりの雰囲気では私は外国人のようなものだったし、最初から寝ている方もいるし、岐阜県ネタもすべるしで、これはなかなか手ごわいなと感じたと云うことだ。(笑)

それはたぶん、私が非日常の存在としてあったからであり、非日常は楽しさも持ち込むが、その逆も孕んでいるということだろう。

そこで準備したPPTを一端離れ、最初の20分程をパロール的に展開することで、会場を暖めようと努力してみた。そのかいがあってか会場の集中力は少しは高まったかとは思う。

主題は中景

今回の主題は中景(パトリ)であった。三次の建設業界は協会が今年の春に解散してしまったと聞いていたので、あえて中景=協会&会社&地域社会の話題をメインに置いた。つまり協会ベースのIT化は(今のところ)不可能な状態ではあるのだが、このままでは小規模の建設業者は依って立つ足場を失ったままだと云うことだ。

ここでは、芦別建設業協会さんの現場情報共有実験をご紹介した。つまり公共事業という機能を考えていくとき、それは発注者も受注者も同じ土俵で対地域社会(パトリ)を考える必要があると云うことだ。今や発注者と受注者のコミュニケーションは相次ぐ談合の摘発で益々難しくなり、それとともに、公共事業という産業と市民社会(地域社会)とのコミュニケーションも難しくなっている。

しかし公共事業という産業が地域とともにあるものならば、これらのコミュニケーションは、これからの建設業においては絶対必要条件なのであり、それができるのは協会(事業者団体)=中景の存在あってのことだろう。この視点をもてれば、協会の機能はかつてのそれとは違うものになるはずで(事業者団体の新しい機能)、これがつまり私の云うひねりなのである。

また今回は、現場担当者の方々の参加も多かったので、「考えるIT化」を付け加えた。久しぶりに平和建設さん作成の竣工時PPTを見ていただいて、ようやく場が暖まったな、と思ったときには終わりの時間を迎えていたわけだ。

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