午前7時起床。浅草はくもり。肌寒い一日であった。

JTからの贈り物

CAMELJTからたばこを1箱頂いた。CAMEL NUTTY MENTHOLのD-spacバージョンという薬漬けのたばこである。(CAMELも今やJTブランドなんだね)。

JTは時々「遊んで、試せるキャンペーン」というのをやっていて、新作タバコを愛煙家にプレゼントしてくれる。今回は好き好んでこのタバコを選んでみた。早速吸ってみた感想は、薬臭いのひとことである。


D-spec

私は普段はニコチン、タール1mgという軟弱なタバコをメインに吸っている。そして時々セブンスターのREVO(5mg )を(罪滅ぼしのように)併用している。1mgのタバコはフロンテアのロングとペシェで、ペシェとREVOはD-specである。D-specとは低臭気のことである。つまりたばこのにおいを化学的に抑えている化学製品のようなものである。(はっきりいって薬の味しかしない)。

おしゃぶり

今や煙草吸いは片身が狭いし、そんな薬くさいたばこを吸っているなら、止められばいい、とは思うのだが、なかなか止められないでいる。

鏡像段階―ロラン・バルトその理由は、自分でも(都合よく)解析もしていて、つまり私のような父系的な去勢の弱い人間は、どうしても、授乳期(鏡像段階)の、互いに触れ合う乳首と乳児の唇――つまり口唇欲動が抑えきれないでいる、ということだ。

つまり「オッパイ飲みながら、うんことおしっこ垂れ流し」の記憶への欲動が強いのである。

だからと言って、おしゃぶりしゃぶっているわけにもいかず、その代わりに(私は)たばこをふかしているのである。(写真:ロラン・バルト:『彼自身によるロラン・バルト』:p25―鏡像段階「お前が、これだよ」―)