喜夜楽番

4月29日のランチは千束通りにある喜夜楽番(キャラバン)で冷やし中華であった(750円)。この店の名前は少々おかしい。店構えもどこか胡散臭いが、安くてうまくてボリュームたっぷりの中華料理店なのである。(私はここの麻婆ラーメンが好きだったが、今はメニューにないのが残念なのである)。

冷やし中華

冷やし中華


冷やし中華の季節にはまだ少々はやい。案の定、メニューにはのっていたが、ウェートレスには「まだやってません」と断られた。しかし厨房はやる気満々だったらしく、中国語の怪しい会話が続いた後、つくってくれることになったのである。

喜夜楽番(キャラバン)の冷やし中華は、細めの縮れ麺の〆具合も宜しく、ハム、ネギ、胡瓜、錦糸卵、トマト、エビが美しく盛られていて、冷やし中華のほぼ理想形といってもよいだろう。そしてその姿を醤油ベースのスープの味が裏切ることもない、というか、これが私的には限界冷やし中華なのである。

私は冷やし中華が好物のひとつであり、季節に関係なく一年中食べていたい人である。しかし外で食べることは滅多になく、何時もは自宅でつくって食べる。なぜなら外で食べる冷やし中華には滅多なことでは好みのものにめぐり合えないからだ。多くの冷やし中華はちょっといじりすぎなのである。なんでものせればいいってもんじゃない。

私は自宅でつくるときは、胡瓜とハム(か叉焼)、若しくは胡瓜だけしかトッピングしない。冷やし中華は、麺と胡瓜、そしてスープの絡み合いだけで十分だと思っているのである。そんな私の数少ない外食可能冷やし中華がこれなのである。

追記 

2007年8月4日のランチは喜夜楽番(キャラバン)の冷やし中華(胡麻ダレ)。ピリリと辛い。

喜夜楽番(キャラバン)の冷やし中華(胡麻ダレ)

喜夜楽番
台東区浅草4丁目(ラーメン・コントの隣)
喜夜楽番
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