黒ホッピーで、未来(アシタノユメ)をつなぐ。 黒ホッピーで、未来アシタノユメをつなぐ。


黒ホッピーで、未来アシタノユメをつなぐ。

午前6時5分起床。浅草はくもり。「ホッピーで、未来アシタノユメをつなぐ。」とは、居酒屋浩司の小上がりのところに張ってあった黒ホッピーのポスターの書かれていた言葉だ。

なんで熊なんだ、ということはさておいて、本当に「アシタノユメ」をつなぐのか、とひとり思うのだ。

アシタノユメ」はいつまでたっても明日の夢なのだから、今日の夢を越えることはできなくて、「黒ホッピーで、未来アシタノユメをつなぐ。」なんて、あたしは云わないだろうな(たぶん)、と思う。

ホッピーたしはポスターに逆らって、いつもの白ホッピーを呑む。

それは「アシタノユメ」ではなく「今日のあれこれ」で溢れ、もしかすると今日どころではなく、過ぎた日の色々な出来事でいっぱいになる。

アシタノユメ」が「未来」なら、あたしはもっぱら「過去」と共に生きているのか、と思うが、それはそれで間違いではなくて、「未来」を信じて生きているやつなんているのだろうか、と思う(いるだろうが)。

明日のことはどうなるかなんてなんて誰もわかりはしなくて、だから信じられるかもしれないが、だからこそ信じられないのだ。

そういえば、3年と8か月前、あたしが脳梗塞で倒れた場所もここだったし、席もまったく同じ処なのだが、だれがそんなことを予想できただろうか。

しかし、また酒を呑むほどに回復しようとは、これもだれも予想できなかっただろうが、ただ、しかしだ、黒ホッピー一杯に「アシタノユメ」を託すことが出来たなら、どんなに幸せな人生だろうな、と思うあたしがいることも又事実なのだ。[浅草グルメマップ

酒肴

砂肝ガーリック 馬刺しとマグロ(おやじの差し入れ)

牛筋煮込み 鶏皮ポン酢

居酒屋 浩司
台東区浅草2-3-19
03-3844-0612

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