アイアンマン3アイアンマン3


IMAX3D版のアイアンマン3

午前5時20分起床。浅草は晴れ。「アイアンマン3」を木場の「109シネマズ木場」のIMAXデジタルシアターでまた見てきてしまったのだ。

あたしは映画は特に嫌いではないが、特に好きでも無い。しかしそういうあたしがまた行ったのだ。それは[IMAX3D]の刺激をまた浴びたい、と思ったからであり、映画の内容そのものよりも、[IMAX3D]を感じている時間が欲しかったからである。

G.I.ジョーバック2リベンジだから、あたしが一番関心したのは「アイアンマン3」という映画ではなく(いや当然この映画もいいのだが)、その前に放映される「G.I.ジョー バック2リベンジ」の予告編なのである。

単純にこの映画もまた見たい、と思ったのであるが、きっとこの映画を見たときにには、そこで放映される予告篇にやられているのだろう。

IMAX3D

しかしこれほどあたしを夢中にさせる[IMAX3D]とは何なのだろうか、と思うのだ。無声映画からトーキー映画になり、長い年月が過ぎて、その間にカラーフイルムが生まれた。白黒とカラーの差は大きい、と思う。

たぶん(というのはあたしは見ていないからだが)、[IMAX3D]ほどの驚きを、あたしには与えなかったかもしれない(「ウルトラQ」註1が総天然色で放送されているのだが、これは確かにインパクトは大きい、と思う)。

しかしなにようりも大きな事件は、デジタル3D映画の普及なのだろう。それはブルーレイやホームシアターなどの家庭視聴環境の進歩によって、観客が映画館に行かなくなってしまったことが大きいのではないか。

浅草の映画館はついには1軒もなくなってしまったのだが、つまりフィルム上映や家庭では再現できないコンテンツの差別化が必要となってきたのだ。そこで[IMAX3D]なのだ。この[IMAX3D]がつくった環境は、ブルーレイやホームシアターなどの家庭視聴環境では味わえないものであり、成功している効果だ、と思うのだ。

しかし人間の慣れ、というのは恐いモノで、何時のまにかこの[IMAX3D]さえも慣れてしまうのだろう。そのときどんな驚きが来るのかはあたしには分からないのだが、(たぶん)人間の想像力との闘いなのかもしれないが、しばらくはこの驚きを大切にしたい、と思うのだ。

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