トウモロコシトウモロコシ


トウモロコシ

午前5時40分起床。浅草はくもり。これはちょっとまずいな、と思ったのである。なにがって、血糖値がである。朝、いつもの様に血糖値を計ってみれば131もあった。

トウモロコシ前夜の晩ご飯、最後に食べたものがトウモロコシであり、それがきちんと数値の形で表れたのだろうが、これは当然に出てくるものなのだと思って食べたのだ。いわば覚悟して食べたのである。

トウモロコシはどうしても食べたくなる夏の食べ物だ。しかしここのところ食べなかったのは糖質制限食の為だが、少し具合が良いので調子に乗って食べれば、この月初めての(血糖値)130越えである。

いくら覚悟しているとは云え、実際の数値になって目の前に表れると、なにか少し落ち込むのだ。これはすべてあたしが悪い、と思うのだが、なにかいつもわりきれない。

永いこと食べなかったトウモロコシは、想像しただけでもその味が頭の中でぐるぐるとあふれかえり、あたしはもう絶句して身悶えしている。あー、とあたしの食欲以上の何物かが欲しがっている。

しかしこれもスイカ同様、あたしの周りに普通にあったものなのだ。つまり若い頃は普段食べていた、という今からは考えられないような環境にあったのだ。これからトウモロコシの季節がやってくるが、今年はちょっと注意して食べよう、と思うのだ(やっぱし、食うのかい、おい)。