変わっている蕎麦
午前6時50分起床。浅草はくもり。考えて見れば、あたしは蕎麦というものを何時のまにかにしっかりと食べるようになり、そしてその量も増えた。
ただ蕎麦と云っても色々とある。藪系の辛い汁ゆえにちょこっとだけ汁をつけて食べるもの。砂場系の汁をたっぷりつけて食べるもの。更科系の白い蕎麦と濃い味の薄くはない汁。と江戸蕎麦の御三家は今でも健在だ。
しかし、あたしが主に食べてる「本陣」は変わっている蕎麦であり、変わり蕎麦とでもいうべき存在だろう。その変わり蕎麦も味が大事なのだが、その味も極端に甘いとか辛いとかで最初の日は全く食べられない。
しかしそれが二回目、三回目となるにしたがって妙に口にあってくる。これは誠に不思議なもので、最初からうまい存在ではないのであるが、そのうちに徐々に口にあっていく。こんな蕎麦を何て表現したらいいのだろか。
あたしはこれと同じ道を行く孤高のものをひとつ知っていて、それが盛岡の白龍(パイロン)のじゃじゃ麺なのだ。
じゃじゃ麺も最初は全く食えないものだが、慣れてくれば何時でも食える。ただじゃじゃ麺と蕎麦の差はそのGI値だけなのだ。つまり小麦粉と蕎麦粉。あたしが普通にたべられるものは当然に蕎麦粉でできたものなのだ。[浅草でランチ]
石臼挽き生蕎麦 本陣
台東区浅草2丁目22-10
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