世界最速のサイコロ世界最速のサイコロ


世界最速のサイコロ

午前5時30分起床。浅草はくもり。あたしのケータイに懐かしいものが帰ってきた。その名も「世界最速のサイコロ」でえる。2004年に購入したものだから、今や10年選手であるが、以前の携帯にはストラップ・フォルダーがなく、あたしの机の引き出しに眠っていたのだ。

これ何故に世界最速なのかは、F1のエンジンに使われている金属を使用している、と云われているが、これを造った入曽精密という会社は、実際にF1エンジンや人工衛星に搭載する部品の加工・納品していたので、その技術力をそのままサイコロにも投入したのだそうだ。

しかしそんなことより、当時あたしは「骰子一擲」という、ステファヌ・マラヌメの詩に凝っており、だからこの骰子を購入したのだが、「骰子一擲」はまた復活したようで、3万円ほどだして購入した「骰子一擲」の詩集(といっても「骰子一徹」しか入ってないのだが)を、また引っ張り出して読み出したところだ。

全星宿
            は夜を徹する
                       疑がう
                     輾転する
                           かがやく 思念する
それを聖別するある終極点
に停止するまえに
全思考は出発する骰子一擲