新しい日本型資本主義 
そばよし京橋店のおろしもりそば大盛
おろしもりそば大盛
午前5時45分起床。浅草は雨。この日は京橋におり、遅めの昼餉に何を喰おうか、と迷った。だいたい京橋なぞ滅多に行かないし、行ったと云っても東京駅の目の前だし、あーまた東京駅になるのか、と思った。
しかし東京駅と反対の方向に歩いて見つけた蕎麦屋が「そばよし京橋店」という立ち食いの店であって、だいたい京橋で立ち食い蕎麦、というのがおかしいのだが、入ってみることにしたのだ。
ここは狭いのだが全くおかしな店で、厨房はやたらと広い。そして働いている人達は全員中国人の女性だけ、という凄まじさであった。
あたしは食券売りの機械で買った「おろしもりそば」＋「大盛」の食券を出すと壁に向かって座って待つことになった。なにせこの「おろしもりそば」の「おろし」とは大根のことであり、日本一辛いという「しぼり大根」を注文事にわざわざすりおろしてくれるのだ。しかしここの「しぼり大根」は汁は捨ててしまうのだ。
いや、ちょっと待てよ、と思うが（本来「しぼり汁」こそ辛いはずだが）、しかしその名前の単純で強力なこと。「おろしもりそば」である。こういう名付けの蕎麦はうまいに違いない、と出てきたものにカンターで葱をいただき、そしてその「おろし」を汁にいれて食べはじめたのだ。
が、んーちっとも辛く無いのである。もうひとつ、もうひとつと入れて蕎麦を手繰ったが辛さは今一であったのだ。けれど「そば」はまあまあかな、香りはなかったけれど、それに量は少なかったけれどもね。
_2.jpg "しぼり大根")
