天玉そば大盛天玉そば大盛


しぶそば青葉台店

午前7時20分起床。浅草はくもり。この日のあたしは珍しく横浜の青葉台まで出掛けていたのだが、昼餉にしようと何時もの駅蕎麦を探すと、青葉台駅に「しぶそば」という見慣れない蕎麦屋をみつけ、そこに入ってみることにした。

ここは東急田園都市線の走る街であり、驚くのはその店舗の瀟洒なつくりだった。いや田園都市線が如何にハイソと云えど、駅蕎麦なんだから、と気を取り直して見たが、駅蕎麦とは思えないつくりで一瞬たじろぐ。

もちろん立ち食いなのだろう、と食券を自動販売機で買い中に入れば、全部椅子とテーブルがセットされている。なんなんだこれは、なのである。その上「天玉そば」を頼んだのだが蕎麦が出てくるまでに時間がかかるのだ。蕎麦を茹でているのだろう。

出てきた蕎麦をみてまた驚いた。その熱さが見るからにわかるように、玉子の白身が白く変わる途中である。いや見事である。あたしは、箸も軽やかに蕎麦を手繰ると、崩れる天ぷらに角が立った蕎麦、わかめはこりこりとた茎の食感が新しい。んー食えば食うほどうまくなる。いや「しぶそば」もやるものなのである。

しぶそば青葉台店
神奈川県横浜市青葉区青葉台1-7-3
東急田園都市線青葉台駅