ソムタムソムタム


メーアン

午前5時5分起床。淺草は晴れ。この日は上野のアメ横で昼餉をとった。場所は「メーアン」という「本場タイ屋台料理」を謳う店だ。二階にある店で(当然のように二階に上がると)、成る程本場の屋台はこんな風なのかもしれないな、と思う。

それはなによりも料理にである。なにしろ料理はワイルドなのだ。ワイルドと云うよりは雑多なのかもしれない。なにしろ「生春巻き」を見れば玉子焼きを巻いてある。その上巻き方も限り無くゆるい。いや最高である。

「ガイヤーン」と云えば正に焼き鳥なのだ。他になにか云いようがあるか、といえば、他に云いようがなく、正真正銘の焼き鳥なのである。あたしは「ソムタム」を食べる合間にちょこっと「ガイヤーン」をつまむ、という普通とは逆の食べ方をする。

いやこれがいいのだ。「ソムタム」で辛くなった口を「ガイヤーン」で治す。そこで生春巻きを食べる。ここはまるっきし屋台なのだ。昼間から一杯やりたくなるような料理であるが、あーなぜか呑めないあたしがいるのだわ。

生春巻き

ガイヤーン

メーアン
東京都台東区上野6-10-13-2F