棒々鶏サラダ棒々鶏サラダで呑む


棒々鶏サラダで呑む

午前6時30分起床。浅草は晴れ。これは新しい「居酒屋浩司」のお勧めで、名前は「棒々鶏バンバンジーサラダ」という(たぶん)。

普通の棒々鶏普通、棒々鶏と云えばトマトは切り広げて皿の下部の方であたしを見ているものだが、しかしこの「居酒屋浩司」の「棒々鶏サラダ」ときたら、トマトがグーのままだ。

そうこの棒々鶏、よく見ると三幅対のトポロジーをしているのだ。それはまるでクロード・レヴィ=ストロースの「野生の思考のように。

棒々鶏よりもグッと野生に近い「棒々鶏サラダ」(ホントか)。

野生の思考」には、きめこまやかな網目のような目を必要とするが、まあ、日本人はそれを情緒と呼んだわけだ。情緒とは、日本人における「野生の思考」なのである。

しかしこの「棒々鶏サラダ」、情緒なんかないようにも見える。むしろ本当に何かと勝負しようとしているようだ。

たぶんその相手はなにか、と云えば、永らくその場所を独占していた「揚げ納豆」だろうな、と思うのだ。そう「棒々鶏サラダ」は「揚げ納豆」の代わりにでかでかと看板に書かれてあったのだ。

その顔見せが、まるで夏場だけの”ひまわり”のように短い命なのか、それとも定番に成るのかはちょっと分からない。だけどこの野生をいつまでも出しておいてくれないだろうか、と酔っ払いは頭の隅で。浅草グルメマップ

2014-08-06 19.01.55