一八のもりそば大盛り「一八」の「もりそば大盛り」


一八のもりそば大盛り

午前6時10分起床。浅草は晴れ。この日の昼餉ランチは浅草演芸ホール近くの「一八」だった。こうして書くと如何にも通い慣れた店のようだが、あたしゃこの店は初めてで、場所は何度も通って知っている(なんてものじゃない)が初めて入ったのである。

午後2時30分過ぎ、先客は1名、そこにあたしが加わって2名になり、そして、何も考えずに「もりそば大盛り」を頼んだ。しかし頼んでから焦った。なんと、ただでさえ量の多い一人前の蕎麦を二つ茹でている(と云うか温めている)。やっちまたー、と思った。やがて出てきたこの「もりそばの大盛り」を見て、食えるのだろか、という思いが頭をよぎる。

だが意に反して食えるものは食えるのである。その上、「こうして食べるとおいしいのよ」、と女将さんが途中「あげかす」を出してくれる。それに一味を加えて蕎麦をつけて食べる。成る程、味が替わってうまい。そして、最後に残った汁に、鍋に沸かしたお湯を入れてくれる。

蕎麦湯の代わりなのだが、立ち食い蕎麦で蕎麦湯がでるとは思わなかった。その上このお湯、なんと「追い鰹(風)」なのだ。うまい。こんな「立ち食い蕎麦屋」なんて見たことがない。さすが浅草、やるなー。[浅草でランチ

一八
東京都台東区浅草2丁目5-5