JAかみつが西方苺部会のとちおとめJAかみつが 西方苺部会のとちおとめ


JAかみつが 西方苺部会のとちおとめ

午前5時25分起床。浅草はくもり。昨日、出先から帰ると家のポストに不在者票があり、見ると栃木の川上さんから「とちおとめ」が届いていたのだ。

JAかみつが西方苺部会のとちおとめ11月中に「いちご」である。長いこと川上さんからの純粋贈与を享受しているあたしだが、11月中にJAかみつが 西方苺部会のとちおとめが届いたのは初めてである(たぶん)。

この日の夜、急な会合があって出掛けなくてはならなかったのだが、「腹が減っては戦ができぬ」(とは云へ、何もやらないのだが)、とばかり笊に2パック分を入れてもらい、この際だからと水洗いもせず、今一番新鮮な処をいただいたのだ。

一口食べると芯が残った。

そう「りんご」と同じように芯があることに、この歳になって初めて気がついた。その芯をまた舌で嬲るようにして食べてやる。すると、今一番新しい「いちご」が、一番旨い季節を、あたしに知らせてくれるようなのだ。

『旨いだろ!』

頭の中で声がする。ハウス(たぶん)で育ったこの「いちご」こそ、純生産の究極の姿なのだな、と思うのだ。