鮭の酒粕煮
午前6時40分起床。浅草は晴れ。昨日の夕餉に鮭の酒粕煮を食べた。鮭は馬渕さんからいただいた雄宝鮭の切身を使ってみた。
あたしの好きな酒粕煮は、鮭と酒粕以外になにも使わない。鍋にお湯を沸かし、鮭の切り身を入れ、酒粕を溶かし煮るだけである。
酒粕煮は、一切れでご飯が三杯は食べられるような、塩辛い鮭の方がうまいと(あたしは)思うのだが、残念ながら今では糖質制限食の為、ごはんは少量しか食べられなくなってしまっている。
なので、鮭は年々塩辛くなくなってきた。
本来なら、塩辛くなった鮭から塩が抜けだし酒粕に溶け込む、その塩の替わりに酒粕のエキスが鮭に入り込む、その塩辛い酒粕煮でごはんを食べるのが妙なのだが、今では甘い酒粕煮を肴にして酒を少量呑むだけになった。
しかし辛くても甘くても酒粕煮は万能なのだ。鮭はごはんでも酒肴でもうまいのである。