神楽食堂串家物語アルカキット錦糸町店の串揚げ
午前3時10分起床。浅草はくもり。初めて串揚げの食べ放題の店に行ったのだ。それも
ここの串揚げはとても小さい。なのであまり食べている気がしないのだ。故にいくらでも食べられる。サラダも食べ放題なので最初にサラダをもらうが、皿一杯のサラダだけれど、これもあんまり食べてる気がしない。あたしの腹はどうにかなってしまったんじゃないのかと思うが、まあそんなことはないだろう。
しかし何のエビかはしらないが、エビの串揚げにはハマってしまったのだ。小麦粉を付け、その上にパン粉を付けて揚げるだけであるが、なぜかうまい。それでエビばかりを食べる。しかしエビだけというのもなんなので次にコンニャクも食べた。これもハマった。いくらでも食べられる。
その次には牛肉だ。赤い輸入牛である(たぶん)。だだ期待をしていた割りには、その小さな破片が災いしてどうもうまく揚げられないのだ。途中で串が抜けたり、揚げすぎだりしてしまう。しかしその後も飽きずにいろいろと食べたのだ。
食べまくって合計40本という処で丁度時間となりました、なのだったが、あたし的には「こんなはずじゃなかったのに」と独りごちる。まだ食える確信が腹の中で渦巻いていたのだ。
しかしこの串揚げの小さき破片は、ロラン・バルト風に書けば、東洋の食べものは細分化へ向かう、という法則に忠実なわけだが、こと串揚げだけは、小さけりゃいいってものじゃないのだと思う。そう、あたしゃ新宿のでめ金を思い出していたのだ。
神楽食堂串家物語アルカキット錦糸町店
東京都墨田区錦糸2丁目2-1、アルカキット錦糸町