ハムカツで黒ホッピーを呑む
午前4時20分起床。浅草ははれ。居酒屋浩司にハムカツが並んだのはそう昔のことではない。しかしつい最近、というわけでもない。この日は黒ホッピーにハムカツを合わせてみたのだ。
黒ホッピーとは珍しいじゃないか、と思うだろう。その通りで滅多に黒を飲む事はない。あたしは白ばっかりだったのだが、なぜか「黒ホッピーで、未来(アシタノユメ)をつなぐ。」が思いだされて、この日は呑んでみたのだ。
なかなかイケてるじゃないか、とさえ思うが、やっぱりホッピーは白かなとも思う。
ハムカツは、最近はもっぱら居酒屋で酒肴にするが、以前は肉屋から買ってきて飯のおかずに大活躍だった。値段は(たぶん、はっきりと分かっていないのだが)10倍ぐらいの差があるのじゃないのだろうか。
でも10倍ぐらいはなんでもない。ここは居酒屋浩司なのである。ホッピー通りなのである。猥雑さといかがわしさの聖地である。
あたしは醤油をかけてハムカツを食う。ハムカツは中身のハムはもちろんだが、なんと云ってもハムを囲む皮の部分がうまいのだ。醤油をすった皮を食べる。もちろん糖尿病には良いわけはないのだが、このしみったれた食い物の、唯一の花はハムの周りの脂を吸った皮の部分なのである。[浅草グルメマップ]
居酒屋浩司 浅草店
東京都台東区浅草2丁目3-19