新しい日本型資本主義 
ゲーン マッサマン
ゲーン マッサマン（マッサマンカレー）
午前6時15分起床。浅草はくもり。クロープクルアでカレーを食べたかったのだ。勿論、タイカレーである。グリーンでも、レッドでも、辛い（とは云っても辛いものは苦手だが）カレーが食べたかった。
二階までの階段を昇り、中に入ると何時ものように混んでいる。女性が8割の客層だ。その多い女性中でメニューを見る。
すると、ありましたよカレーの数々。あたしはその中から「マッサマンカレー」を選んだ。「マッサマンカレー」は名前だけは聞いていたカレーで、その紹介は「世界で1番美味しいカレー」だ（と思った）。
しかし世界で1番うまかろうが、まずかろうが（こっちの方が思い切り惹かれる）、そんな事はどうでも良かったのだ。その黄河のようなカレールーに秘められた、タイ国の（たぶん）本流じゃない秘伝を食べてみたかったのだ。
それに携帯電話と書いた日が今は懐かしい春巻きも頼んだ。ご飯は当然のように付いてくる。大好きなインデカ米だ。インデカ米を全部食べる勇気などまったく無いので、でも半分は食べてもいいよ、という悪魔おささやきが心の奥でする。
あっさりとそのささやきにOKを出すとマッサマンを食べはじめた。そして思う、「あはは、辛くねぇ－」。これはカレーはカレーだけれど、やっぱりタイのカレーじゃない、と思った。でもタイのカレーなのだが、タイのカレーではない、という不思議。けれど辛くないカレーはあたしの好みだ、と、この辛くないカレーを楽しんだのだ。[浅草でランチ]
クロープクルア
東京都台東区浅草1-33-4 斉藤ビル2F
