かしわせいろの大盛りかしわせいろの大盛り


北海道そば 蕎麦紀行

午前5時30分起床。浅草はくもり。これは空知建協から帰る際、札幌駅の改札内にある蕎麦紀行で食べたものだ。「蕎麦紀行」という。もちろん昼餉ランチであるが、時刻は10時30分を少しだけ過ぎたあたりで、これなら東京に帰ってから夕食前にもう一食楽勝で食べられるな、と思った。

今月の産地店はあたしの他は1人だけで、その先客も早々と席を立った。がらんとした店に中に客はあたし一人だ。この店は立ち喰い蕎麦屋ではなく、ちゃんとした蕎麦屋なのである。

なぜ「蕎麦紀行」という名が付いているのかといえば、二ヶ月毎に店で使う蕎麦の産地を変えるそうで「蕎麦紀行」なのだ(と店の至る所に書いてある。勿論北海道の中でだ)。今の蕎麦は「幕別産」だそうで、パークゴルフ発症の地として有名な処だそうだ(あたしゃ知らないが)。

あたしは「かしわせいろ」の大盛りを頼むと、暫くの間待った。「お待たせしましたー」のお姉さんの声と共に、目の前に「かしわせいろ」の大盛りのおでました。汁がいい匂いがしたので、よく出来ているのではないか、と思いちょいと手繰る。成る程、確かにこれは良く出来ている。キノコが入っているのがうまい。

しかし、蕎麦がやたらと重く胃袋に響くのだ。食べた感じがである。妙に腹に溜まるのである。その重い蕎麦を大盛りでもらってしまって、ちょっとばかしヤバいな、という気持ちがよぎった。まだ時間は10時40分を少し廻ったところ、朝飯を食べたのが7時30分。まだ3時間しか経っていないのだ。

でもなんとかなるさ、と蕎麦を手繰る。何時もと違って蕎麦が腹に溜まる。でもそのうち腹も減るだろう、と思っていたが、このまま夕方まで減らなかったのだからどうしようもない。これは思ったよりも小麦粉の含有量が多かったのかな、と思うが、と同時に、この腹持ちが幕別産の蕎麦の特徴かな、と思ったのだ。

蕎麦 かしわそばの汁

蕎麦紀行

蕎麦紀行
札幌市北区北6条西3丁目1-1 JR札幌駅改札内