中華そば中華そば


中華そば

午前5時10分起床。浅草はくもり。3年6ヶ月振りに「浅草大勝軒」で夕餉だった。この日は家人が熱を出してしまったのだ。それでも何か食べるというので、それでは「浅草大勝軒」でラーメンでも食べよう、ということになり、今回のメニュー「中華そば」になったのである。しかしラーメン、しかも「浅草大勝軒」、これを如何に食べるかが(あたしには)問題だったのである。

ますはビールを頼む。そして出てきたビール呑む。あたしの舌は最近絶好調で細かい味まではっきりとわかる。それは不思議でもなんでもなくて、脳梗塞以来「たばこ」を吸わなくなった賜だ(と思う)。この日はうまいのが分かるのだ。

暫くするとお待ちかねの「中華そば」の登場である。3年6ヶ月前とトッピングの品数は変わらないが、その並べ方が女性ぽくなった。そう今はお姉さんが店切り盛りしているのである。「の」の字を描いたようななるとがひときわ光る。それは「~の」であり、今日の文脈ではしなちく「からの」チャーシューである。あたしは、文脈に従いしなちくからいただいたのだ。

しなちくをかじりチャーシューを食べた。それからたまごを食べる。海苔も食べ最後になるとを食べてしまう。勿論、ビールの酒肴としてであるが、そうしている内にビールはなくなる。そうして丸裸になった「中華そば」を食べ始めるた。まずはスープを飲んだ。あー「中華そば」特有の味がする。懐かしい味だ。ふつふつと食欲がわいてくるのがわかる。そして「中華そば」のそばを食う。がっつりと胃にくる食べ応えだ。

半分程食べ終えたところであたしは無理せずギブアップをした。残念ながら「浅草大勝軒」の「中華そば」を全部食べる胃袋からは程遠い状態になってしまったようだ。しかし家人は腹から暖まって気合いが入る、と熱があるにも関わらず元気になった。なんとも不思議な「浅草大勝軒」なのである。[浅草グルメマップ]

ビール

浅草大勝軒
東京都台東区浅草4丁目35-1