フィッティPLUS何度もくっつくノーズパッドフィッティPLUS 何度もくっつくノーズパッド


フィッティPLUS 何度もくっつくノーズパッド

午前6時30分起床。浅草は晴れ。この時期マスクは欠かさなくなった。それは去年からのことで、それまでマスクなどしなかったあたしだが、歳のせいもあるのだろう、寒さを防ぐ意味からもマスクをするようになったのだ。別に花粉症でもないあたしだが、12月、1月、2月の外気は肌に染み入る。しかし1日に一時間も外気にあたらないあたしが何をいうかなのである。

あたしはマスクは苦手だった。それは眼鏡をしているからで、マスクをするとどうしても眼鏡がくもる。そこで最初は白元の「サニーク 快適ガードプロプリーツタイプ」を使用していたのだ。これは毎回マスクと共にノーズパッドも捨ててしまう。ところが「フィッティPLUS 何度もくっつくノーズパッド」の存在を知ってから、やおらこのノーズパッドが気にいってしまった。ノーズパットだけはマスクと別なのである。このノーズパッドが、そのままマスクにくっついて、使用中まったく剥がれるそぶりも見せないところに、なぜか心を奪われてしまったのである。

まあ、ノーズパッドの平面側にある「面ファスナー」というものがその秘密なのだが、そんなことはどうでも良くて、剥がしてまた貼る、という行為自体に、バブル期を経験した(頭がバブリーな)年寄りに、世の中にはこう云うのもあるんだぜ、というものを見せつけてくれるのだ。この一個100円もしないノーズパッドを一週間使って(あたしは一週間毎に交換している)交換していると、その色が段々濃くなっていくのだ。この段々濃くなっていく色というものが、東京の、浅草の混沌なのだな、といつもしみじみと思うのだ。

フィッティPLUS何度もくっつくノーズパッド

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