ふっくりんこの塩おにぎりふっくりんこの塩おにぎり


ふっくりんこの塩おにぎり

午前5時30分起床。浅草は雨。今年も北海道深川市から米がやってきた。小川さんが送ってくれたのだ。あたしの好きな「ふっくりんこ」、それから「ゆめぴりか」もある。これらの米は無敵だ。北海道にこんなにうまい米があるなんて、だれも考えつかないだろうが、(あたしは)十年以上前から北海道の米がうまくなっていることに気付いていた。

北の大地「空知」で、稲作をしているみなさんと、農業改良工事をしているみなさんと、そして、これらの米を生みだした方々のおかげだろう。勿論温暖化の影響もあるのだろう。あたしは「ふっくりんこ」が大好きだ。しかし、「糖質制限食」のおかげで、食べられる量はほんの僅かでしかないが、はやく深川の米を炊いて食べてみたい、そう思った。

次の日の朝起きると、あたしの目の前に大好きな「ふっくりんこの塩おにぎり」があった。家人が気を利かして準備してくれたのだ。この日の朝はこれだけにしたが、この単純な調理に秘められた数々の技を想うと身震いを禁じ得なかった。そに位に、この「塩おにぎり」は”うまい”。「ふっくりんこの塩おにぎり」を食べると、「よくぞ日本人に生まれける」と想う。

ふかがわまい