肉豆腐で呑む肉豆腐で呑む


肉豆腐で呑む

午前5時25分起床。浅草は晴れ。「水口食堂」なんて何年振りだろうか。あたしが脳梗塞に倒れてからは行っていないのだ(たぶん)。それに家人があまり好きではない。だけどもこの日は無理矢理二人ではいってみた。一階は人でいっぱだ。何時のまにか「水口食堂」も(人が多くて)入りにくい店になったようで、なので二階に上がる。

「水口食堂」は浅草の中でもわかりにくいところにある。近くには行き付けの店はあるのだが、「翁そば」の近くと云えばわかるだろうか。古臭い店の造りだがその事だけでも今では人気の源だろう。それにも増して店内は一種の芸術作品の様に人々が呑んで食べて話すには良い空間なのだ。新しいだけではこうは行かない。

この日は2人で「肉豆腐」、「ハムエッグ」、「いり豚」それに「チキンライス」を頼んだ。あたしのオーダーはもっぱら酒肴になるものばかりだが、「肉豆腐」の味の濃さに思わず笑う。そして「いり豚」の深い味よ。オリジナルソースが作りだす味はこれも濃厚だ。だけど、久しぶりだがとても新鮮な味に感じる。

そして「ハムエッグ」。実はこれをメインの様にしてビールを呑んだのだ。どこで造っても同じような味になるはずの一品。だがここのハムは厚さが違う。ハムを食べているぞという気分になる。そして「チキンライス」を少しだけ食べる。忘れていた味を思い出すようにだ。[浅草グルメマップ] [浅草でランチ]

いり豚

ハムエッグ

チキンライス

水口食堂
東京都台東区浅草2丁目4ー9