新しい日本型資本主義 
浅草弥太郎 鶯谷店
浅草弥太郎 鶯谷店
午前5時30分起床。浅草は晴れ。『特別展「人体」神秘への挑戦』を見た後、鶯谷へと歩く。何処か店はないかと探しにだ。何時もの妖しいラブホテル街を抜けて鉄道沿いに歩くと「信濃路 鶯谷店」がある。まずはここに入ろうしたが混んでいたのだ。そこでグルリと一周してきて鶯谷の「かくや」の跡地に行った。
そこは「浅草弥太郎 鶯谷店」と書かれた大衆居酒屋になっていて、しかも「日本一モツホルモン」と書いてある。立つのだけはいやだったのでここにしようと思った。早速中に入るとうまい具合に座ることができた。中は「かくや」のままだったが混み具合が見事に違う。
「かくや」時代の数倍の入りである。後からきた人達何ぞは、席が足りなくなって立って呑む人までいる。混んでいるのだ。
あたしはモツ焼きと本日の刺身を頼む。勿論、ホルモンのだ。酒は「カンダハイボール」を貰う。鐘ヶ淵の「下町ハイボール」に比べるとちょっとパンチが足りないが、それでも充分にうまそうだ。そして、刺身の刺身らしい色を久しぶりで見た。そして食った。
うまいではいか。
でもここは、サクッと呑む処だなと思う。あれやこれや頼むというよりも、仕事の帰りにちょこっと一杯が似合う場所だ。代金はその場でぶつぶつ交換である。あたしはここで「カンダハイボール」2杯を呑むと、長居は無用とばかりに店を後にした。若しかしたら、いい店かもしれない。
浅草弥太郎 鶯谷店
東京都台東区根岸1丁目1-15
