岩手県三陸沖産の蒸し牡蠣岩手県三陸沖産の蒸し牡蠣


岩手県三陸沖産の蒸し牡蠣

釜石の前川さんが「牡蠣」を送ってくれたのだ。それは「蒸し牡蠣」と書かれた白い箱(ダンボール)で、「岩手三陸 河合商店」と印字してある。早速 Google先生に調べてもらうと、おーなんと河合商店は大槌町にあるのだった。大槌町はある意味とても有名な処で東日本大震災では嘗て無い被害を受けた。

そして(あたしにとっての)三陸は、何よりも縄文の匂いのする土地である。その遺産とも云うべき海からの贈り物「牡蠣」は、大槌町か山田町産と聞く。殻付きの10個が、説明書と専用ナイフ、軍手入りで届いたのだが、それを電子レンジで箱ごと10~12分ほど加熱すると食べられる。

これは少々サービスのし過ぎじゃないのかとさえ思う。料理する楽しさは消えてしまう。酒は入っているのか少々心配でさえある。しかし今の人達(特に東京の人達)には丁度よいのかもしれない。なんだかんだと云っても縄文人ではない現代人なのだ、とか云いながら早速レンジでチンする。

待つこと10分、熱々の段ボールを取り出し蓋を開ける。もわーっと湯気と一緒に出てきたのだ、「蒸し牡蠣」がである。緑色の藻の様なものが牡蠣貝の周りについている。あたしなんぞはこの緑色の牡蠣貝をみてウリウリと頬ずりしたい感動を覚えた。これはオホーツクの牡蠣には見られない特徴だが、食べれば、身は小振りだがでうまいじゃないかなのである。

岩手県三陸沖産の蒸し牡蠣

岩手県三陸沖産の蒸し牡蠣

岩手県三陸沖産の蒸し牡蠣

岩手三陸 河合商店
岩手県上閉伊郡大槌町大槌第23地割9