赤ウィンナー赤ウィンナー


赤ウィンナーとベアレンビール

午前3時40分起床。浅草はくもり。盛岡での夕餉は久しぶりの「をかしら屋」だった。この店では肉を焼くものと思い込んでるだろうが、この日は(肉は焼いたが)肉を食おうという意思はなかったのだ。むしろ居酒屋のように色々頼んで楽しもうと思った。

まずビールは「ベアレンビール」を選んだ。「ベアレンビール」は盛岡の地ビールだ。あたしが好きな「銀河高原ビール」を、ちょっとだけ強くしたような味た。まずいわけがはない。あたしは心地良く且つ遠慮無く呑んだ。そのお陰で、店からこのビールがなくなってしまった(と云っても3本しか呑んでないのだが(笑))。

そして酒肴は「牛筋煮込み」と「赤ウィンナー」だ。

「牛筋煮込み」は味が濃く、牛筋食いを自認するあたしをうならせた。浅草で食うよりうまいかもしれない。

そして「赤ウインナー」は「たこさんウィンナー」が出てきた。

「たこさんウィンナー」なのである。それが理由も無くうまいのだ。本来「赤ウィンナー」でしか出来ないもの、それが「たこさんウィンナー」なのである。「赤ウィンナー」以外でもこの「たこさんウィンナー」を造ろうとしている方がいるが、あたしゃ一切認めない。

そして「豚バラ軟骨煮込み」は店主の推薦だった。

沿岸では名物だそうだそうで、あたしも初めて食べた(たぶん)。これは奥が深い味がする豚なのだ。そして最後に「生ラム」を焼いて食べた。「生ラム」を選んだのは、頭の片隅に「遠野のジンギスカン」があるからだが、この程度の酒肴が、あたしには丁度良かったのである。

ベアレンビール

牛筋煮込み

豚バラ軟骨の煮込み

20190416_193130

をかしら屋 盛岡大通店
岩手県盛岡市大通1丁目4-5