もりそば大盛もりそば大盛


食べて寝ること

午前6時10分起床。浅草は晴れ。盛岡での夜の〆は、何時のまにかに「手打ちそば かしわや」で蕎麦を手繰ることが通例になってしまった。これが悪いことなのか、それとも良いことなのか、と云えば悪いことだろうとは分かってはいる。その悪いことをあえてやらさせる力がこの店にはある。

そして蕎麦は何時でも食べたいのだ。

その食べたい蕎麦が夜になると営業している。それだけの理由であたしはこの店に通う。しかし、寝るために腹を満たすなんてとんでもないことだ。それは血糖値の問題である(つまり寝ている間の血糖値の高さだ)。だけど、蕎麦を手繰る時には頭からすっかり抜けている。

そのすっかり抜けている頭をどうにかして欲しいのだが、世の中はちっともうまく出来ていなくて、あたしは何時も「もりそば」の渦の中にいる。それも「大盛」の渦である。お陰で「もりそば」はちゃんと腹に残る。つまり、腹一杯になったあたしは、この後ちゃんと寝られるのだから、何処に問題があるのだろうか(問題はある)。

もりそば大盛

手打ちそばかしわや
岩手県盛岡市大通1丁目9-21