曙湯と藤の花(平成31年4月)曙湯と藤の花(平成31年4月)


曙湯と藤の花(平成31年4月)

午前5時10分起床。浅草は晴れ。今年も「曙湯」の「藤の花」が咲いてくれたのだ。見頃はこれからだが、八重桜の花がまだあるうちに、こうして見られる「藤の花」、この時期は最高だなと思う。けれど、ちょいと寒さが戻ってきてしまったような生憎の天候のせいで、この「藤の花」もまた持つかもしれない。

そしてこの時期の恒例、「銭湯すたれば仁義がすたる 仁義がすたれば銭湯すたる 銭湯すたれば人情すたる 人情すたれば銭湯すたる」という「浪曲銭湯道場唄」を唸ろう。松島一夫が渋く唸る「浪曲銭湯道場唄」の銭湯哲学である。「曙湯」の「藤の花」を見ると思い出す不思議な「哲学」なのだ。

曙湯と藤の花(平成31年4月)

あ~ 清めよ 流し合おう

銭湯すたれば仁義がすたる 仁義がすたれば銭湯すたる
銭湯すたれば人情すたる 人情すたれば銭湯すたる

社長も乞食も坊さんも
ヤクザもジジイも赤んぼも
ここではみんなおんなじよ
たんなる一個の汚れたからだ 何にも変わりはありません

はだかとはだかの触れ合いで 人の痛みがよく分かる
皆が回りを思いやり いつも仲良くこれたのは これ!学校や法律のおかげではない

なぜならば 学校が教えてくれるんは知識だけ 人生は教えてくれへん
法律が教えてくれるんは そりゃ常識だけじゃ

さすりゃ銭湯は人生を学ぶ最高の道場
銭湯は 銭湯は ここのことじゃぁ! 人生を学ぶ最高の道場やぁ~

清めよ 流し合おう

銭湯すたれば仁義がすたる 仁義がすたれば銭湯すたる
銭湯すたれば人情すたる 人情すたれば銭湯すたる

水の女

水の女

監督: 杉森秀則
出演: UA/浅野忠信
2003年5月23日
東北新社
4935円(税込)

曙湯(あけぼのゆ)
東京都台東区浅草四丁目17-1