カツ重カツ重


カツ重

午前4時55分起床。浅草はくもり。平成と令和の時代の変わり目の日に村上さんが家に来ていた。お昼も過ぎていたので「ロッジ赤石」でランチを食べることにした。歩いて直ぐのこの店はご飯の美味しい喫茶店だ。早速行けば、運良く席があいていたが、隣の席にいたのは新大関の「貴景勝」だった。

あたしは「カツ重」を頼んでみた。けれど気になってしょうがないのは「貴景勝」のメニューだった。力士2人で来店していたけれど、(あたしが知っている限りでも)「サラダ」、「サンドウィッチ」、「ガーリックピラフ」、それから「ナポリタン」を食べていた。みんな大盛りだ(たぶん)。

よく食べるのは当然なのだけれども、いや、兎に角分かり易い力士なのだ。食べる事と力がイコールで直結している。その体がである。そう、これこそ「力士」というものではないのか。さすれば、もっと食べてもっと強くなれ、とあからさまに思った(笑)。

でも、あたしがこれから食べようとする「カツ重」は、決して小さなものではないが、「貴景勝」のメニューの前では小さく見えてしまう。あたしの場合、食べる=力では無いだろう。むしろ米は食べない方がよいのだ。今更ながら食べる力=力士の存在をうらやましく思うのだった。[浅草グルメ]

カツ重

ロッジ赤石
東京都台東区浅草三丁目8-4