カツカレーカツカレー


カツカレー は同じか

午前4時40分起床。浅草はくもり。上野にいたあたしは、ランチを食べようと「カレー専門店 クラウンエース 上野店」に入った。昨年、20年の夢を果たしたあの店にだ。食べるのは「カツカレー」、「カレー」と云えば「カツカレー」になってしまうのはしょうがない習性だ。

しかし、違うのである。外装はJR.ガード下の店で結構レトロで面白いままなのだが、内装が変わっていたのだ。それは変わったなんて云うものではなく、全くの別物になっていた。つまり、今まで座って食べていたものが、立ち食いに変わっていたのだ。勿論注文も配膳も自分でやるのである。

壁の周りには椅子が並んでいたが、それは気休めに過ぎず、何よりも店の造りが全く違うことに驚きながら、食券を持って注文窓口へ。そこには行列が出来ていたが、なんだかんだ云っても「カレー」である。あっと今に出来上がる。まずご飯を装い形を整え、カツを切ってご飯の上に置き、そして「カレー」をかける。

その手早さを見られることが何よりも素晴らしい。そして出来上がった「カレー」をトレーの乗せて、水をコップに取り、らっきょうと福神漬けを載せ(あたしは両方共省略した)、空いていている処に行くのである。でも、そういう過程の為か、店のランクは一ランク下がった様な気がした。

「カレー」は中に入っている肉が塊からフレーク状態に変わった。カツも小さくなった(ような気がする)。でも味は同じように感じる。今回もご飯を家人に(3分の2)食べて貰う。その為か十分な量のカレーが食べられたが、なにか変わっていく老舗を見たような気分にはなったのだ。

壁の席

カレー専門店クラウンエース

カレー専門店 クラウンエース 上野店
東京都台東区上野6-12-11