千葉屋の大学芋
午前4時10分起床。浅草は晴れ。月曜日に錦糸町へ行った帰りに、うちの家人が「千葉屋」に寄った。そう「大学芋」を買うためだ。「千葉屋」は何時も余所の人が買っているのを見てるだけの店になってしまったが、まだ、あたしが元気な頃には、ビールの酒肴に「大学芋」だったこともある。
もっとも、ビールの酒肴が大学芋では、腹が膨れて、とんでもないことになったのだが(笑)。
家に帰って「大学芋」を少し貰って食べた。流石にこいつは甘さと食べ応えがある。勿論、おやつとして食べる。
「大学芋」の単独店を見たのは浅草に来てからだった。あたしの狭い行動範囲に2箇所の大学芋屋があった。一件は「千葉屋」、そしてもう一件が「松葉」だ。
「松葉」は残念ながら店を閉めてしまったが、こうして「千葉屋」は店を開けている。
なめるように一口食べる。糖蜜の甘さは御法度である。しかし、如何しても食べてしまう。糖蜜がまとわりつく。ゴマが旨い。そして次に揚げた「さつまいも」のうまさよ。あー云うことがない。見事にうまい。そのうまさの中に(あたしにとっての)反則技である糖質をこれでもか、と含むのである。
早々終わりにしたが、うまいはあまい、あまいは体に悪い、をこれほど鮮明に言い表しているものもないな、と思う。[浅草グルメ]
千葉屋
東京都台東区浅草3丁目9-10