山鹿薬師馬カレー山鹿薬師馬カレー


山鹿薬師馬カレー

午前5時起床。浅草は晴れ。これは山鹿市管工事業協同組合での講演の後に食べた「山鹿薬師馬カレー(豊前街道石畳カレー)」(たぶん)である。「味処 火の国ゆるり庵」の傑作だ。この天ぷらと馬刺しののったカレーを、この日は〆に食べた。もの凄く甘い「大学芋」と一緒にだ。

酒も呑んだ。何時もの様にビールから始めたが、やがて立花さんが日本酒を、というので「田酒」をいたずらしてみた。あたしは「田酒」が大好きだったことを思い出していた。少し黄色く色味が付いた酒色が、これが「田酒」であることを証明している。「田酒」はもの凄くうまかった。

味処 火の国ゆるり庵

味処 火の国ゆるり庵」は’、あたしの知る山鹿では一番の味処だ。この日は他にもう一件宴会が入っていたが、それもふすまを隔ててであり、厨房というか台所とは衝立てを立てただけである。その上、小さい子供がご飯を食べていたりするという「アジール」さだ。

その「アジール」の中で宴会をすることは、山鹿市管工事業協同組合の皆さんにとっては、我が家に居るような感覚であることには違いなく、たぶんここは、彼らにとっての「街的」な店なのだろう。あたしはその中で、街の先輩達の仕草を見ながら、半分も理解できないままの熊本弁に耳を傾けるのだ。

山鹿薬師馬カレー

馬刺し

味処 火の国ゆるり庵
熊本県山鹿市山鹿1619-1