操:画:会田誠操:画:会田 誠


操:画:会田 誠

午前4時10分起床。浅草は雨。上の絵は、2019年12月23日の朝日新聞の朝刊に載った、「岡村 靖幸」のニューアルバムの全面広告だ。暫くこの絵を見ていて、この絵の作者は「会田 誠」じゃないのか、と思った。全面広告を下まで見れば、「画:会田誠」と書いてある。

そうこれは正に「会田 誠」の作品だ。

この「」というアルバムの発売日は2020年3月25日だ。まだ3ヶ月も先の話である。あたしは「岡村 靖幸」の事はちっとも知らなかったが、でも「会田 誠」の事は知っている。そして、カラーで刷られた、新聞の片側一面の会田の絵を眺めていた。

それは初めて会田の作品を見たときの驚きとはちょっと違った感動があった。

操:音楽:岡村 靖幸

そして「本アルバムは、音楽とアートワークで一つの作品として制作しました。」とあり、そのクレジットには「V4 Inc./V4 Record Inc.」とある。わざわざ、音楽とアートワークのハイブリッドとしての「操」という作品があることを明記している。

だったら「岡村 靖幸」の事を書く必要がある、と思った。それには何よりも彼の音楽を聴かなければならない。

この記憶の片隅にさえない彼(岡村 靖幸)の音楽を、まずはYouTubeで探して聴いてみた。あーこういう人なのか、と思う。そして、「幸福」というアルバムを全曲聴いてみたのだ(Amazon Musicでだ)が、あーいいかもしれないと思う。なるほどな、なのである。

年齢は1965年生まれだから、けして若いわけではなく、「マクガフィン」を聴いてみた。格好いい人だと思ってしまった上に、「少年サタデー」というCDシングルを購入してしまった(笑)。「会田 誠」との接点はこれから考えるとして、あたしでも聴ける人かもしれないな、と思ったのだ。