ゆで太郎の工夫
午前3時50分起床。浅草は晴れ。「ゆで太郎本所吾妻橋店」へ行って驚いた。12時15分だというのに人が少ないのである。 そして席をみて又びっくりした。なんと椅子の上に×マークがついている。勿論これには理由があって「新型コロナウイルスに伴う座席利用のご案内」ときちんとカウンターの上に貼ってあった。
つまり、×マークの処には座るな、と云っている。やるもんだな、と思った。普段なら見知らぬ人と相席になることは当たりまえなのだが、xマークを付けるだけで、半分の席は使え無くなってしまう。自ら営業規模自体を小さくしている。売上を小さくしている。しかし営業を続けている。
あたしが一番まずいのか
先日、「リンガーハット 浅草駅前店」に行ったときは、その近すぎる距離に逆に驚いた。あたしの心境は「ちょっとまずいのではないかい。」そのものだったのだが、客にそのような感覚を抱かせることは、この非常事態にどうかと思う。しかし、逆にそう思ってしまう己にも驚いていたのである。
今は非常事態である。その非常事態の最中でも営業をしてくれる店がある。その店に行って思うのは、非常事態だから皆で肩寄せ合ってやろう、という処と、この「ゆで太郎」のように、自らソーシャルデスタンスを取ろう、という処がある。どれが良いのかは分からない。けれど一番まずいのは、出て歩いているあたしだ、ということだ。[お蕎麦deランチ]
ゆで太郎本所吾妻橋店
東京都墨田区吾妻橋3丁目7-4