近すぎることをこんなに嫌がる己を恥じた
午前4時10分起床。浅草はくもり。この日のランチは「リンガーハット 浅草駅前店」でとった。新型コロナウイルスのせいで「非常事態宣言」が出ている昨今、いくら街のちゃんぽん屋とは云え、新型コロナウイルスの感染防止には、何かしらの工夫はしているだろう、と思って店に入ってみた。
ちょうど12時30分だった。店は大変に混んでいる。この時期になんてことだと思う。だけれども、この店はなんの工夫もされていなかったのだ。カウンターに通され、何時ものように隣の人と肩が触れあうような距離で座る。食べている最中に隣に飛沫が飛ぶんじゃないのか、と心配になる。
ちょっとまずいのではないかい。
あたしは肩を窄めて座った。「リンガーハット 浅草駅前店」の場合、カウンターなら、一つ置きにして座わらせればいいのに、と普段なら絶対に考えないことを、その辺の叔母さんのように考えたのだ。新型コロナウイルスのせいで(真っ当な事とは云え)まるで個人主義者の様に振る舞うことを我ながら恥じた。
ちょっとまずいのではないかい。
長崎ちゃんぽん(低糖質麺)
食べたものは「長崎ちゃんぽん(低糖質麺)」という芸の無さ(否、芸はあるか、これは「低糖質麺」)だったが、まあ、出てくるのが早いし、食べればそれなりにうまいのだ。そしてこの麺が「エースコック」の「ロカボデリ リンガーハットの長崎ちゃんぽん 糖質オフ」よりも太いことを確認し、この隣と妙に近く感じる店を出たのだ。
リンガーハット 浅草駅前店
東京都台東区花川戸一丁目2-5