ふっくりんこで夕食ふっくりんこで夕食


北海道深川のお米

午前3時40分起床。浅草は雨。ことしもまた北海道深川市から米がやってきた。「小川さん」が送ってくれたのだ。「ふっくりんこ」と「ゆめぴりか」の2種類である。この二つの種類が生産のメインになったのか、かつてあった「おぼろづき(八十九)」は最近姿を見ていないな、と思う(たぶん作られていないのかもしれないな)。

でも、2つのこの米は素晴らしい。北海道にはこんなにうまい米があるのだ。それこそ、本州でほとんど話題にならないころから、あたしは「北海道深川のお米」を食べてきた。ただ、あたし自身が予期しない病気(糖尿病)になってしまい、思う存分食べられないという情けなさ。

でも、米を少量しか食べないとはいえ、毎年必ず味見はするのだ。あたしは米が好きだ、と思う今日この頃なのである。

ふっくりんこ

この日は「ふっくりんこ」を炊いてみた。炊き上がりから良い香りが鼻をつく。お茶碗によそると米粒が光っていた。新米だけがもつつややかさをまとっている。早速一口口に入れてみる。あー新米の香りだ。甘い香りが口から鼻に抜けてゆく。「ふっくりんこ」はまるで「ミルキークィーン」のようだ。うん、うまい。

しかし、もうその比喩はいらないだろう。「ミルキークイーン」は超えている。「北海道深川のお米」なのである。

この「ふっくりんこ」を食べるのに、おかずは「松坂屋上野店」で買ったサーモンだ。それにでっかいなめこが入った汁物をつけた。この一汁一菜こそがあたしの今日の夕餉である。これで十分だ。どうだい、うまそうだろう(笑)。この米を食うのに、はっきり云っておかずはいらないのだよ。

ふっくりんこ

ふっくりんことゆめぴりか